TAT(主題統覚検査)第4図版から分かること

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TAT(主題統覚検査)とは
心理学者H.A.マレーによって考案された心理検査。

様々な刺激的(?)場面が描かれた図版を被検者に見せ、
物語を作ってもらいます。

被検者がその場面を
「どのように認識し、どのような行動をとる物語を作るか」で
被検者の性格を査定するというもの。


僕は学生時代の一時期、
このTATに興味を持ち、
熱心に勉強していました。

その頃僕には
他の大学に好きな人がいて、
その人を
「心理検査の被検者になってほしい」という口実で
僕の大学の研究室に来るよう ひたすら誘っていました。

しつこい誘いが実を結び、
その人はようやく僕の大学に来てくれることになり…!

(ああ、キャンパスの噴水の前で待ち合わせ、
 あの人が実際現れた時のときめきったら…!)

心理学を専攻していることを
この時ほど有難く思ったことはありません。


そしてこのTAT第4図版、
「被検者の異性関係」が読み取れる図版を
ドキドキしながら
その人に見せました。

既にお相手がいるのかどうか、
いるのなら 
そのお相手との関係がどうなっているのか、
それを探る目的で…。


そんな素晴らしい検査法のTATですが、
実際の臨床現場では
あまり使われておりません。

ロールシャッハテストやバウムテスト、
PFスタディなどの
他の投影法に負けてしまっているようです。

なぜもっと普及しないのか
それはズバリ
図版の数が30枚+1枚もあり、
聞くのも分析するのも面倒くさいからでしょう。


ちなみにその人には
婚約者がいることがわかり、
僕のTAT熱も
それ以降 急速に冷めていきました。

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