悪口から見えてくる「その人」

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悪口から見えてくるその人

「あの人、自分を特別な人間だと思っているのよ」
「アイツは頭が悪いからな」

他人から悪く言われたり、
他人のことを悪く言っているのを聞くのは
実に嫌なもの。

相手の「中味」がどうかなんて、
心理テスト何種類使って測っても、
正しくわかるものではありません。
悪口を言っている人は
どれほど相手を
よく知って言っているのでしょうか?

僕は、
誰かが悪口を言っている時、
「この人(言っている人)自身のことが
語られているんだな」
と、思いながら聞いています。

悪口は、言っている人の
『抑えている気持ち』。
(客観的に見てそれが抑えられているかどうかは
ともかく)

以前僕はある音楽のサークルに入りました。
僕は、
義務教育以来音楽をやったことがない
下手くそだったので
その分一生懸命になりました。

そのサークルには
Mさんという人がいました。
会うと必ず
「(アンタは)自分を『特別な人間』だと思っている」と
背後で悪口を言ってきます。

そしてTさんは、
「趣味のサークルなのに 一人だけ真剣にやっているなんてどうかと思う」と、
圧をかけてきます。
そのTさんは、
サークルの子らに内緒で
プロ志望の子が受けるレッスンに行ってます。

Kさんは、
僕のことを『高飛車』と言います。
Kさんは、いつも自慢話ばかりしては
自分が偉いかのように言う人です。

僕の行動が皆に反感を買うものなのだろうかと思いましたが、
Iさんは僕を見て
「誰よりも伝えたい思いを強くもっているんだね」と言います。
Iさんは
音楽をするとき、
伝えようとする姿勢を大事にしています。

Oさんは僕のことを「情熱家」と言います。
Oさんは、一番必要なのは情熱と信じています。

それぞれが、相手(僕)のことを評します。
しかしその評は、
評している本人に当てはまるのです。

僕を「特別な人間面している」と言っていたMさん。
そのMさんは、
レッスンに早く来た時は必ず
自己流に部屋をセッティングをして
それを評価されたがります。

「特別な人間面することを良しとしない人が
そんなことするかぁ?
 Mさんこそが
『特別な人に見られたい』と内心
思っているのでは?」
と、僕は思いました。

悪口は、本人が
それを持っているけど認めたくない、
堂々と表に出せないものを
誰かが持っていることにして、
そしてその誰かを攻撃することなのだと
僕は思います。

それが分かってから僕は、
うかつに人の悪口を言えなくなりました。
悪口を言っている最中に、
「あ~っ これって僕のことでもあるのか」
と、気づいてしまうので、
言う気が失せてしまうのですよ。

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